2017年7月13日木曜日

あら、そーなのね・・・

ネットサーフィンをしていて偶然、ホメオパシー愛好家の方の記事の中の「勿論、ホメジャ系以外のホメオパスを探して」という一文に目が釘付けになりました。
ホメジャ系??
以前、色々な流派のホメオパスが集まる勉強会に参加したときにも似たような事を言われて非常に違和感を感じたことがあったのですが、狭い業界の中でもそんな区別があるのですね。それも結構、否定形での言われようにビックリするやらガックリくるやら複雑な心境でした(苦笑)←私もくくりでいったら当然「ホメジャ系のホメオパス」ということになりますからねぇ・・・。
でも、ホメジャ系とそれ以外というくくりでホメオパスを選ぶのって勿体ないな〜、というのが正直な感想です。

当然と言えば当然ですが、ホメジャ系ホメオパスと言っても、知識もレメディーの出し方も考え方も人それぞれです。
私は基本的に数種類のレメディーを混ぜたレメディーは使いませんが、それでも1日に2〜3種類の単独のレメディーをとっていただく方式を採用しています。レメディーは粒ではなく液体のものを使いますが、飲まずに嗅いでいただくのが基本です。
これらはいわゆる「ホメジャ系」の主流の出し方とは異なります。かといって「ホメジャ系以外」(これは多分、いわゆるクラシカルと呼ばれている方々だと思います)の主流の出し方でもありません。
では、なぜそのような出し方をしているかといえば、今まで国内国外の色々な流派の先生の講義を受け、学び続け、実践をし続けた結果のチョイスです(当然、今でも学び続けていますので、レメディーの出し方なども今後変わってくる可能性もありますが・・・)。

私はレメディーも、とり方によっては症状を悪化させたり、逆に抑圧させてしまうこともあるとも考えています。
個人的にレメディーをとった瞬間に「これはすごい!」と言うミラクルも体験していますが、それって急性症状以外には考えられないとも思っています(長年悩んでいる慢性症状がたった数粒のレメディーで劇的に改善したとしたら、私だったらまずレメディーによる抑圧を疑います)。
慢性症状の改善はある程度の時間がかかると考えます。
可能な限り心身に負担をかけず、非常に自然な状態で改善させるのが理想です。

冒頭のホメジャ系以外のホメオパスにかかった方は結局、思うような結果を得られず別の療法をチョイスしてセルフケアだけホメオパシーでやっているそうです。
なんか色々な意味で勿体ないな〜、と思った記事でありました。

そそ
蛇足ですが、個人的にはホメオパシーによる自己流のセルフケアはあまりお勧めはしないです。これも今までの体験ですが、セルフケアで出来ると思っている範囲がすごすぎることが多いというのが一番の理由ですが(たまにパーキンソンに挑んでいる方とかがいてドビックリするわけです)、急性症状の根源に慢性症状が隠れていたりするというのもありますね。
でも、基本キットなんて入手しちゃったら絶対、セルフケアしたくなる気持ちも理解できます(なぜなら、私も色々試したからでーす)。